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私の転職体験談・辞表を出して喜ばれた!?ブラック企業の実態

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本当にあったコワい話...。ざわ、、ざわ、、。管理人が若い頃に実際に体験した「ブラック企業」で働いたエピソードについてご紹介します。最もヒサンと思われる初期WEBデザイナーの労働環境、劣悪な待遇、そしてなんとも不思議な円満退社。それらの経験から得た転職のススメのお話です。

辞表を出して喜ばれた!?ブラック企業の逸話

私事、辞表を出すことによって、悲しまれるのではなく、喜ばれてしまった経験が一度だけあります。32〜3歳位の時のことです。

その会社は、田舎では珍しいITベンチャー企業で、一時は市内でも一番の売り上げを上げる成績優秀な優良企業でしたが、私が辞める頃には、毎年赤字が続き、月末毎に綱渡りのような資金繰りばかりしている会社になってしまっていました。

私は、その会社で、メインはWEBデザイナーとして働く傍ら、プロバイダー事業の販促、営業、接続代行作業、各種ソフトウェア・ハードウェアの販売やデモ、販促イベントの実施管理、営業、セミナー、講演会の講師、セミナーの講師、自社開発ソフトウェアの販促、販促物制作、雑誌広告制作、各種フライヤーの制作、マニュアルの編集・印刷、自社出版物の編集・販促、ハードウェアの配達・設置、ソフトウェアのサポートなど、できることは手当たり次第なんでもかんでもやっていました。

中でもしんどかったのが、自社出版物の校正です。500ページ以上あるマニュアル本を一字一句校正していくのです。これは疲れました。そして、その会社が随時募集している「スキルの高い新人募集」の求人広告の制作が意外と大変で忙しかったのが、今にして思えば笑えるところです。

おわかりの通り、社員一人に対する仕事の掛け持ちが異常に多く、それが能率も効率もわるくして、悪循環になっている典型のような業態でした。

さて、そんな会社に遂に辞表を提出した時のことです。
「おお、君も辞めるのか。」(君が辞めるのを待ってたんだ♪)とばかりに嬉しそうに辞表を受け取られてしまったのです。

「あれ・・?」ある程度予想はしてたけど、そんなにあっさりしてて良いの?

と拍子抜けしてしまいました。

忘れもしません、その会社、私が辞める前後にも、どんどん社員が辞めていった会社なのです。
文字通り、櫛の歯が抜けるように、社員が次から次へと辞めていくのです。
成績優秀な営業マン、勉強熱心なデザイナー、実績のあるプログラマー、伸び盛りのシステムエンジニア、しっかりした経理の子、事務の子、バイトの子、毎日のように辞表が出され、毎日のように社員が辞めていったその会社。

各種財務諸表がそれぞれ5種類もあって、提出先毎に書類を出し分けてたという、普通の経理担当者が聞いたら卒倒するようなその会社。

そう、それはヤバイ会社。今で言う「ブラック企業」だったのです。

すでに資金繰りが極度に悪化していたために、社員の給料が払えない、払えないので、固定費を下げたい。社員に支払う給料の額を下げたい。残業代を払いたくないから、片っ端から管理職に格上げする(なんと、社員の三人に一人が部長でした)。あるいは内勤の社員を営業マンにして、残業代を減らす、それでも給料の額を下げたいから、辞表が出されるのが一番嬉しい。

しかし、社員が辞めると仕事にならない。仕事にならないと売り上げが上がらない。売り上げが上がらないから、仕入れが出来ない。仕入れが出来ないから売り上げが上がらない。目の前は資金繰りの事しか頭に無い。・・・そんな慢性的な悪循環を抱えていた会社だったのです。

で、どうやって資金繰りをしていたかというと。
焼き畑農業のように、町金から現金を借りまくる。
また、良心的なパソコン販社から大量のパソコンを長期の手形で購入、怪しいブローカー(バッタ屋)にそれを大幅ダンピングして流し、現金化する。それでその月末をしのぐ。そんなことの繰り返しでした。(このやり口は「ナニワ金融道」でも出てきましたね。)しかも社長は一切自分の手は汚さずに、電話で指示だけして全部社員にやらせるというずる賢さ。やらせる社長も社長だけど、こんな取引をやってのけた社員の交渉力がすごいな、と今にして思います。

劣悪な労働環境

当然、労働環境は劣悪でした。

残業や徹夜は当たり前、仕事を片付けても片付けても仕事が増える。辞めた前任者の引き継ぎファイルがドンと目の前に置かれる。たまらずその人も辞めるから、引き継ぎファイルは二倍になってドンと私の目の前に置かれる。当然また仕事が増える。社員はどんどん辞めていく。帰りたくても帰れない、眠りたくても眠れない。疲労は蓄積していくばかりで、「これはヤバイ企業だ。」という正しい判断力も失っていたと今にして思います。

その理由として。毎朝の朝礼で、経理部長兼役員の口から出る言葉...「会社の経営状態が悪いのは売り上げが足らないからだ。売り上げが上がらないのは会社のせいではない、他でもない君たちの努力不足だ。」という今にして思えば全くもっておかしな理屈を「なるほどそうかも・・。」と半分正しい意見かのように聞いてしまっていた、寝ぼけまなこの自分がいたりしたからです。

月末、経理のブースからは銀行からの電話が鳴りっぱなし。遂には借金取り(町金)の電話が社員のところにまでかかってくる。昼間、社長は居ない。そうこうするうちに当然のごとく給料は遅配される。(最大で三ヶ月の遅配がありました。)東京だろうと大阪だろうと出張費は自腹、交通費も通勤費も自腹、交際費も当然自腹。

なんと、顧客に納めるパソコンやソフトウェアの代金まで自腹です。営業マンはもちろん、内勤の私たちまで、町の家電量販店に行ってパソコンや周辺機器を自腹で購入し、顧客に納品しに行くという日々が続きました。一番売り上げの多い営業マンの人は、500万円以上の自腹を切っていたという話をしていました。もう、社員の感覚が完全に麻痺していたのを物語る逸話ですね。

社会保険庁からの保険料の督促が個人に直で送られてくるなんてこともありました。これには驚きました。会社が保険料を支払ってないと個人に督促が来るんですね。これはなかなか経験できることではないと思います。

そして時たま思い出したように5万円〜10万円位の給料が会社から振り込まれる。遅配された給料との差額が分からなくなる。自分が給料をいくら貰ってるのかわからない。自分の給料がいつきれいに払われるかわからないまま働き続ける。
信頼していたあの人も辞める。自分もいつ辞めるのか計算している・・・。

倒産寸前の会社、末期の状態でした。本当にひどい労働環境でした。
ほんと「ナニワ金融道」に出てきそうな会社でしたよ。

清く正しい転職のススメ

まあ、そんな状態でしたから当然遂には辞表を出すわけですが。
それで辞表を出して、喜ばれてしまったという、そういうわけです。

辞めた時はすっきりしましたねえ。
忘れもしません。90年代後半の秋晴れの気持ちの良い日でした。
手元には少しのお金しか無かったんだけど、

「ああ、今日から自由になれる。あの劣悪な環境から開放されるんだ。」

退職澄み切った青空を見上げつつ、一緒に辞めた仲間と二人で、缶コーヒーを飲みながら、微笑みあったあの日の事を今でもはっきり覚えています。

泥の舟から無事生還したたぬきとうさぎのような晴れ晴れとした気持ちで、熱いコーヒーを胃の中に流し込みました。

こんな会社、辞めてもいいですよね。誰にも迷惑かけませんよね。

無責任でもなんでもないですよね。私は正しいことしたんですよね。

自分に言い聞かせるようにしながら、次の職場に気持ち良く転職しました。

・・・世の中にはひどい会社もあるもんです。
あなたの会社がこれほどひどいとは思いたくありませんが、世の中、決して労働環境の良い会社ばかりではありません。

また、労働環境が良くても、自分のしたい仕事ができてるとは限りません。

社長さんが良い人でも、給料の額が仕事に見合ってるとは限りません。

仕事時間がプライベートを圧迫していることもあります。

自分の能力以下の仕事をし続けていることもあります。

仕事は楽しいんだけど、人間関係が良くない場合もあります。

そんな環境に置かれてる時は、自分のために、また家族のために、キャリアアップを考えても良いのではないでしょうか。

私の経験上、キャリアアップは決してわるいことではありません。

特にWEBデザイナーの場合、日本の他の業種とは違い、会社を変えることで、仕事の内容も、収入も、人間関係もアップすることが多々あります。

自分にとって最良の環境でWEBデザインにひたすら没頭できる、これはとても幸せなことだと私は思います。

現に私がそうでしたから・・。

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管理人の就職活動(1)

まあ、じじいの昔話だと思って聞いてやって下さい^^ 一時はブラック企業勤めのサラリーマンに沈んであらゆる辛酸苦渋を舐め、最下層のサラリーマン経験を味わった管理人ですが、新卒パリパリの頃は、まっさらのサラちゃん、いわゆる「いい会社」のサラリーマンだったんですよ。
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